犬のしつけ 無駄吠え

夢丸

2008年08月06日 11:04

犬を飼っていて気をつけるのが隣近所への迷惑です。猫などと違い犬が吠える音はかなり遠くまで聞こえますし、ましてや深夜に吠えるのは迷惑です。そこで今回は犬のしつけの中でも無駄吠えに関して調べてみました。無駄吠えは近所などに大変迷惑になります。つまり犬のしつけの中でも無駄吠えは難しいとされているしつけのひとつです。

しかし犬が吠えるという行為には意味があるのです。例えば個体、生理、性的な状態を伝える手段と言われています。つまり無意味に吠えるわけではなく、犬にとって吠えることは大いに意味のあることだと理解するべきではないでしょうか。

さらに言うならば犬が吠える一番の理由としては、恐怖心と警戒心からだとも考えられます。
子犬の頃より人間や物音に慣らすことで、怖がらないですむような社会性を身につけておくことが大切です。そうすれば無駄吠えに悩まずにすむでしょう。

これらのことはしつけの第一歩と考えてください。そうはいっても吠えることで何かを訴えている場合ももちろんありますのでその点は理解してあげることです。

犬のしつけの無駄吠えを辞めさせるのに大切なのはタイミングと根気のようです。吠え始めたらすぐにやめさせる事です。つまり「吠えるのをやめる→ほめられる」という経験を積むことにより無駄吠えは徐々になくなります。

また散歩中に人に吠える場合も困ります。このような場合にもすぐに「ヤメ」と叱ったうえでヒモを引っ張り吠えるのを辞めさせます。

この場合も言える事ですが、自分がなぜ叱られるのか理解できないのです。そのためにもタイミングが大切なのです。これらの訓練でうまくいかないようなら、服従訓練が不十分なために、権勢症候群(自分の地位が高いと思い込んでいる)になっている恐れがあります。これは自分がリーダーと思い込み、必死に縄張りを守っているのです。このようなことが起こらないためにも犬をわががまにさせないことが重要です。家族の中で一番下の地位であることを訓練によって理解させましょう。犬をしつけることで犬と人間がお互いの存在を認め合い仲良く暮らすことが出来るのではないでしょうか。
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