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2008年08月08日

犬のしつけ 散歩

早朝や夕方、または夜にでも犬を連れて散歩されている人を見かけます。つまり犬と散歩とは何らかの関係があるようにも思えます。さらに言えば犬は駆けているイメージがあります。そこで犬のしつけの4回目としては犬の散歩に焦点を当てて書いてみます。

まず、犬の散歩しつけの第一歩は、飼主の左側を歩かせ、しかも飼主の歩く速度に合わせることを教えます。

具体的に説明すれば、最初に犬を左足の側につけます。そして歩き始めたら自分の腰の辺りを左手で軽く叩き注目させるのです。つまり「ここへついてきなさい」と犬に語りかけるイメージです。

さらに、正しい位置を歩いている場合には、当然ほめてあげることがポイントです。


ただし、前に出すぎたり、人間から離れすぎたならば、「だめ」と声をかけます。
その時、リードを引いてショックを与えるようにすると効果的です。また、他の犬とケンカするような犬においては、潜在的な本能が原因の場合があると聞いたことがあります。
犬によっては他の犬とじゃれあう友好的な犬もいますが、吠えあうような場合には毅然とした態度を取らなければなりません。

つまり、散歩の途中であっても他の犬とケンカをしそうになった場合には、「だめ」と命令してリードを引いてショックを与えるようにしつけてみましょう。
こういう場合、人間があわててしまうと犬も本能のまま突っ走る可能性もあります。

このようなことを避けるには、なるべく子犬の時に人や他の犬に接する機会を与えてあげることです。まったく吠えない犬も困ったものですが、ケンカをしない犬に育てることは社会性を身につけさせる重要な要素だと考えます。

犬のしつけで大事なのは、自分の家の環境になれさせることです。なるべく子犬の間に外に出すことにより、飼い主以外の人間はもちろんのこと他の犬になれさせます。
そして車やバイクなどの騒音にもなれさせます。

リードに関して言えば、鎖や革製、布製、ナイロン製のものがありますが、
散歩にはスナップつきの革製のものが良いようです。ひもの長さにも気を配りたいものです。リードは端を持って手を上に伸ばしたときに、地面に届く程度がちょうどよい長さと記憶しましょう。

突然、強く引っ張られることや、暴れたりするような場合には、しっかりとはずれないように、ヒモの先の輪を手首に通しておくことも大事です。

また、人や車が通る所では、リードを短く持つことにより、犬を自分のおり近くに置きます。犬は散歩をしながらトイレもします。もちろん便をそのまま放置せず持ち帰るのは当然のことです。もしも犬が排便のしぐさをしたら、お尻の下に新聞紙を置くことで道を汚さずに済みますので持ち歩くことをおすすめします。

高齢者の方などは犬の散歩をすることで、自分の運動不足を解消することも兼ねておられる方もおられるようです。人間と犬が仲良く散歩している風景はほのぼのしていて微笑ましいものです。



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